鎮守の森のプロジェクト

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私たちは、津波からいのちを守る「森の防潮堤」づくりを進めています。 東日本大震災後の沿岸被害調査では、長い間その地域を支えてきた「鎮守の森」の常緑広葉樹が大津波にも倒れずに残り、津波の威力を和らげ、背後のものを守っていたことがわかりました。 この教訓を活かした森づくりは、未曽有の大震災を経験した私たちが、次世代を担う子どもたちを守るために、残し伝えなくてはならない大切な知恵だと考えています。 私たちは、植物生態学者 宮脇昭(横浜国立大学名誉教授・2021年7月逝去)が指導する、わずか20年ほどで立派な森へと育つ植樹方法、そして、千年持続する天然更新の森を目指して、これまでに東北の沿岸部を中心に53万本の木を、延べ6万人のボランティアとともに植樹してきました。 例えば、宮城県岩沼市に南北10kmの範囲に造成している「森の防潮堤」は35万本を植え終え造成計画をほぼ終了しました。福島県南相馬市の「森の防潮堤」は全長3kmを超えたところで、まだまだ造成途中です。 多くの皆さまに、あの日のことを思い返していただくことが、次世代を守る森づくりの発展的展開につながるものと思っております。また必ずやってくる津波に備える「森の防潮堤」づくりへのご協力をお願いいたします。

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